使い方・用語説明

フクロモモンガ

 フクロモモンガ

基本情報

【学 名】
Petaurus breviceps
【分 類】
フクロモモンガ科フクロモモンガ属
【分 布】
オーストラリア周辺
【胴 長】
約15cm

毛色

  • 野生色
  • 野生色

説明

お腹のふくろで子供を育てる、コアラやカンガルーと同じ有たい類の仲間です。アメリカやヨーロッパでは「シュガーグライダー」と可愛らしい名前で呼ばれ、ペットとして多くの人に愛されています。
シュガーグライダーの呼び名の通り、フクロモモンガは果実などのあまい物が大好きです。また、フクロモモンガは、面白い声をだして鳴くことでも知られています。おどろくと、「ジ〜コジ〜コジ〜コ」と、とてもその小さな体から出すとは思えない、きみょうな大声を出します。
大人になってからでは、おく病でなかなか飼育者になついてくれませんが、子供のうちから飼えばよく慣れます。夜行性で、昼間は巣箱で丸くなってねてばかりいるので、いっしょに遊ぶのは夜になってからにしましょう。

ペットとして飼う場合

飼育器具

フクロモモンガは樹上性の動物なので、ケージも高さのあるものが適しています。1辺が40cm以上、高さが50cm以上はあるものを選びましょう。ゆか材は牧草やチップ(オガクズのようなもの)がいっぱん的です。ただし、チップはアレルギーをひきおこす事もあるので、注意が必要です。
給水器は、吸い口がゆか材や物にふれず、楽に飲める高さに設置します。衛生面から考えると、ボトルタイプのものがいいでしょう。ただし、食物から水分をせっ取するので、それほど大量には水を飲みません。
エサ入れは、ケージに取りつけるタイプのものでも、ゆかに置くとう器製のものでもかまいません。
巣箱には中が見えないものを使用しますが、木製のものが適当でしょう。
樹上性の動物なので、ケージ内には適当な長さと太さの木の枝を入れてあげましょう。適当な木の枝がない場合は、木製のはしごでもかまわないので用意してあげます。飛び回れるスペースを確保して、いくつか取り付けてあげましょう。

えさ

アメリカやヨーロッパでは、ペットとして以前から飼われているだけあって専用フードが市はんされています。その専用フードが入手できれば申し分ないのですが、入手困難な場合は他のフードで代用することになります。その代用のエサとしては、ハムスターやリス用に作られたやわらかいフードや、ヒマワリなどのかんそうしたエサなどを、常時主食入れに入れておけば良いでしょう。
実際の主食としては、リンゴやバナナ、メロンなどのあまい果実や、ペット用のゼリーなどになります。フクロモモンガの口はやわらかいものを食べるのに適していて、ハムスター用の固形フードのように固いものを食べることは難しいです。時にはミルワームをあたえたり、小動物用のミルクなどをエサにかけて、動物性タンパク質をせっ取させるのも良い事です。

健康上の注意点

フクロモモンガは果実などのやわらかいエサを食べるので、フンがやわらかく、ケージはよごれてくさくなりがちです。底材のそうじは、2〜3日に1度は行うようにしましょう。特に夏場は、虫がわきやすくなるので注意が必要です。ケージ全体のそうじは月に1度程度で、その際にはしっかりと水で洗うようにします。
人に慣れている個体であれば、部屋に放して散歩をさせてもいいでしょう。あちこちですき間をみつけてはもぐりこんで出てこなくなるので、そういうすき間を無くしたり、不安定なものは片づけておきます。もちろん外ににげて行ってしまわないように、戸じまりはきちんとしましょう。

その他

ケージはすき間風や直射日光、冷暖ぼうの風が当たらない、静かで落ち着ける場所に設置します。ケージのすぐそばにカーテンなどの物があると、中に引きこんで事故の元になるので、周辺には何も置かないようにします。
夏場は暑さと蒸れに弱く、冬場は寒さに弱いので、それぞれに合った対策をすることが必要です。特に体力のない幼体の時や体調をくずしている時には、保温に注意しましょう。フクロモモンガで特に知られている病気はありませんが、もちろん体調をくずすことはあります。下りやくしゃみ、皮フの異常、アレルギー、外部寄生虫、体内の寄生虫といった問題が起きることもあります。元気がなかったりおかしいと感じることがあれば、早めに獣医師に相談しましょう。ただし、日本でのペットとしての歴史は浅く、治療方法が確立しているとはいいがたいので、病気に関しては治療よりも予防を心がけましょう。
フクロモモンガは有袋類であるため、子供は未熟児で生まれて、お腹の袋のなかで育てられます。そのため、メスが急に大きくなった子供を抱えているのを発見して、おどろくことがあります。その時にはあわてずに親に任せ、それまで以上にエサと水を切らさないように注意して、見守りましょう。手乗りに育てたい場合は、適当な時期に親から離し、ミルクをあげて、手乗りリスのようにならしていきましょう。

Copyright(C) 2016 PETPET All Rights Reserved

ペットペット

図鑑 トップキッズgoo トップ