使い方・用語説明

エゾリス

 エゾリス

基本情報

【学 名】
Sciurus vulgaris
【分 類】
リス科リス属
【分 布】
ヨーロッパ、中国、朝鮮、北海道
【胴 長】
約25cm

毛色

  • 野生色
  • 野生色

説明

樹上性のリスで、日本にもエゾリスと呼ばれるあ種が北海道に生息しています。ショップでエゾリスの名前で売られているのは、キタリスの他のあ種で、背中側のこいこげちゃ色と腹部の白が特とくちょうですが、腹にはオレンジ色のラインが入るものと入らないものがいて、どちらもエゾリスの名前で流通しています。
シマリスに比べて体が大きいこともあり、飼育ケージは大きなものを用意ましましょう。
冬でも冬みんしないリスです。

ペットとして飼う場合

飼育器具

シマリスなどのリスの仲間は、小型とはいえとても活発なので、ケージ(飼育容器)もそれなりの大きさのものを用意しなければいけません。最低でも50cm四方の物を用意しましょう。ケージの底に金アミがある場合には、これをはずしてリスが足を取られたりする事がないようにしてあげます。底ゆかにペットシーツや新聞紙などをしいておけばそうじが楽で、常に清潔に保つことができるようになります。
エサ入れはケージに付属している取りつけタイプのものか、十分な重量がありひっくり返りにくいとうき性のものにします。吸水器は、衛生面を考えればボトルタイプのものが断然おすすめです。リスにトイレをしつけるのはかなり困難なので、トイレは特に用意する必要はないかもしれません。
ケージの中に巣箱があると、リスたちの休息場所となるため、落ちついて暮らすことができます。巣箱は専用のものでなくてもかまわず、セキセイインコ用などの木製のもので代用することも可能です。巣箱の中には干草をしきつめておけば、リスたちがねむる際の保温に役立ちます。巣箱は、通常はケージの中段以上の高い場所に設置するのがふつうですが、シマリスの場合は自然下でも地下に穴をほって暮らしていますので、シマリスを飼育する際には、巣箱はケージの底ゆかに設置します。
運動能力が豊富な動物なので、ケージの中に回し車などの遊具を入れておくと、リスたちが喜んで遊ぶようになります。
ゲッ歯目であるので、前歯が絶えずのびてきます。それを防ぐ意味もかねて、適当な長さの木の枝を入れておくといいでしょう。

えさ

主食には、栄養面などを考えると専用フードが最適です。現在では各メーカーから専用フードが発売されているので、その中から好みのものを選んであたえればいいでしょう。副食として種子類や穀物をあたえるのはかまわないのですが、あくまでも副食であることを忘れずにしましょう。シマリスといえばヒマワリの種というイメージがありますが、しぼう分のがんゆう量が多いので、大量にあたえることはおすすめできません。むしろドングリのほうが、低しぼうです。季節によっては公園や山で、ドングリを集めてきてあたえるのもいいでしょう。また、にぼし(低塩のもの)やゆで卵などの動物性タンパク質も適量あたえると、健康管理に役立つでしょう。ゲッ歯目の小動物に共通する事ですが、ネギやニラ、ニンニクのたぐいは絶対にあたえてはいけません。
エサと飲料水は毎日新しいものとこうかんするようにし、常に新せんなものをあたえるように心がけましょう。

健康上の注意点

エサと水を毎日取りかえることは当然として、それ以外にもケージの底にしいた新聞紙のこうかんなど、簡単なケージのそうじをこまめに行うようにします。リスの仲間は巣箱の中にエサを貯蔵する習性がありますが、そうじの際、ドングリやヒマワリなどの種子類ならくさることもないので、そのままにしておいてもかまわないでしょう。あまりひんぱんに巣箱の中をこうかんすると、かえってリスにストレスをあたえる原因となります。せいぜい2週間から月に1度くらいのひんどでよいでしょう。
やむをえずリスを手でつかまえるときには、決してシッポをつかまないようにします。リスたちのシッポは、自衛の目的から簡単にちぎれてしまうおそれがあるからです。幼体から飼育していればリスたちも飼い主に慣れてくれます。しかし、個体差もありますので、全てのリスが手乗りになるわけはありません。リスをむかえいれたら、数日間はできるだけ静かにしてあげて、新しい飼育かんきょうに慣らすようにしましょう。
リスが飼育かんきょうに十分になれたようなら、ケージの金アミごしにヒマワリの種などリスの好物を少量あたえ、少しずつならしてみましょう。ケージに近づいた時にエサをもらいに近寄ってくるようになれば、かなりなれたしょうこです。リスが十分になれてきたとわかったら、部屋のドアや窓などをしっかりと閉めてだっそうできないことを確認したうえで、リスをケージの外に出してみましょう。この時、ハムスターのように手でそっとつかんで取り出すのではなく、ケージのとびらを開け、りスの好物を手のひらの上に乗せておき、リスが自分からケージの外に出てくるようにした方が、リスに無用のけいかい心をいだかせることがなくてよいでしょう。

その他

リスにはたくさんの種類がいます。温かい地方に生息しているリスは冬みんをしませんが、シマリスなどの冬の寒さが厳しい場所に分布するリスの仲間は冬みんをします。ただし、室内での飼育の場合は冬みんをしないことがほとんどです。この際に注意しなければいけないのは、ふだんは暖ぼうにより温かいかんきょうが、夜間や飼い主の外出時に急激に寒くなるようなケースです。この場合、寒くなる度にリスが冬みん状態になってしまうからです。これにより、冬みんと目覚めをこうごにくりかえして、結果的に体調をくずす原因になってしまいます。室内飼いで冬眠をさせないのであれば、室内は常に暖かくしてあげましょう。一方で日本の夏の蒸し暑さには、北方系のリスは抵抗力がなので、夏の間は、風通しの良いできるだけ涼しい場所に、ケージを置いてやるよう心がけましょう。

リスの仲間は世界中に分布しているので、それぞれのリスによって好む飼育環境は様々です。そのリスに合った飼育環境を用意してやらないと、体調を崩し病気にかかりやすくなります。リスのかかる主な病気には風邪や皮膚病、ゲリ、くる病などがあります。少しでもリスの調子がおかしいと思ったら、速やかにエキゾチックアニマルの診療をできる獣医師の所に連れて行きましょう。

 

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