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秋の七草を探してみよう!

10月に入ると萩(ハギ)の花が咲き、秋の七草がほぼそろいます。色づく野山で見かけることも多いので、ぜひチェックしてみて!

秋の七草の成立ち

万葉の歌人、山上憶良(やまのうえのおくら)が歌に詠んで以来、日本の秋を代表する草花として親しまれるようになりました。
『萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花
(はぎのはな おばな くずはな なでしこのはな おみなえし また ふじばかま あさがおのはな)』
(万葉集  巻八)
※「朝貌の花」は、「朝顔」「木槿(ムクゲ)」「桔梗(キキョウ)」「昼顔」などしょ説ありますが、一般的には「桔梗(キキョウ)」を指すとするのが有力な説で、辞典類も「桔梗(キキョウ)」とするものが多く見られます。

秋の七草

萩(ハギ)
「萩」とは「秋に咲く草」という意味。お彼岸のおはぎは、この萩に由来します。

薄(ススキ)
「尾花(オバナ)」とはススキのこと。草がしげっている様子が「薄(ススキ)」で、穂が出た状態は動物の尾に見立てて「尾花」という。かやぶき屋根の材料として使うので「茅(カヤ)」ともいいます。

葛(クズ)
茎でかごや布を織り、根から採取したでんぷんがくず粉となる。漢方薬の葛根(かっこん)は根をかんそうさせたものです。

撫子(ナデシコ)
愛児を失った親が、その子の愛した花を形見として撫(な)でたことに由来し、別名「片身花」という。日本女性の代名詞「大和撫子」はこの花からきています。

女郎花(オミナエシ)
「女郎花」は黄色い花ですが、白い花だと「男郎花(オトコエシ)」。自然交配種は淡い黄色で「オトコオミナエシ」。

藤袴(フジバカマ)
香りが強く、貴族たちは湯に入れたり、衣服や髪につけていたとか。別名「蘭草」「香水蘭」。

桔梗(キキョウ)
花期は夏なので、夏の着物によく描かれています。

秋の七草を覚えよう

代表的な覚え方は、五・七・五・七・七のリズムに合わせて歯切れ良く口ずさむこと。組み合わせ方は様々ですが、一番多いのが次の順番。これを繰り返し口ずさんでいれば、自然にマスターしてしまいます。
「ハギ・キキョウ / クズ・フジバカマ / オミナエシ / オバナ・ナデシコ / 秋の七草」

もっとくわしく知りたい人は「親子で楽しむ!歳時記なび」へ