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【梅雨】 6月〜7月

梅雨ってなぁに?

春から夏へと変わるときに日本、中国、韓国など東南アジアに見られる雨の季節をいいます。大陸の冷たい高気圧と太平洋の暖かい高気圧がぶつかり、大気の状態が不安定になって発生した梅雨前線が停滞するため、同じ地方で雨が降り続くのです。

暦の上では立春から数えて135日目を「入梅」といい、この日から梅雨となりますが、細長い日本列島は北と南で気候も違うので、気象庁の発表する「梅雨入り」「梅雨明け」が目安となります。例年、最も早い沖縄地方が5月上旬頃から6月下旬まで、最も遅い東北地方では6月中旬から7月下旬まで、北海道と小笠原諸島では梅雨はみられません。

不思議がいっぱい1 〜アジサイ

梅雨といえばアジサイの季節。雨の日を美しく彩るアジサイには、ステキな秘密が隠されています。

アジサイの色

アジサイには青系と赤系の花がありますが、どうしてでしょう?それは、土壌に含まれる成分によって色が変わるからです。
・酸性の土壌 ⇒ 青系になる
・アルカリ性の土壌 ⇒ 赤系になる
日本は火山地帯で雨も多く弱酸性の土壌なので青系が主流ですが、欧州はアルカリ性の土壌のため大半が赤系です。色鮮やかな青系のアジサイや、色の変化するアジサイは日本独特のものなのです。


日本アジサイ vs 西洋アジサイ

もともとアジサイは日本固有の植物で、1823年長崎に来たオランダ人のシーボルトが、恋人のお滝さんにちなんで「オタクサ」という学名をつけ、海外に紹介しました。

それ以来、様々な品種改良を経て日本に逆輸入されるようになりましたが、西洋アジサイには色の変化をしないものが多く、近年、色が変化しないものや赤系のものが増えたのは、日本アジサイが激減しているからです。
また、西洋アジサイを「ハイドランジア」と呼ぶのですが、これは“水の器”という意味です。日本では、もともと「集真藍(あずさあい)」といい、これが「あじさい」に変化し、やがて中国の白居易の詩から「紫陽花」という漢字があてられるようになりました。色の変化から「七変化」という別名もあります。こうした名前にもアジサイに対する日本と西洋のとらえ方の違いが出ています。

アジサイの花はどれ?

通常私達が花びらだと思っているのはガクの部分で、中心部に小さく咲いているのが花です。よく見かける手まり状に咲いているのが西洋アジサイで、日本原産のガクアジサイは額縁のように周囲にだけ花が咲きます。

おばあちゃんのひとりごと

わたしゃこう見えてもロマンチックでな、大きなアジサイを小分けして、水をはった器に生けて玄関・トイレ・キッチンなどいろんな場所に飾っとるんじゃ。すると、水や雨音がアジサイをひきたててくれるから、雨もいいもんだぁ…って思えるのさ。まぁ、よかったら真似してごらんよ。

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