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【土用の丑の日】 7月20日ごろ

土用の丑(うし)の日ってなぁに?

そもそも、「土用」とはなんでしょう?これは中国の五行説による、木火土金水を四季にあてはめたもので、春=木/夏=火/秋=金/冬=水/立春・立夏・立秋・立冬前の約18日間=土、となり季節ごとに土用があります。昔は季節の変わり目に、邪気が入りやすいと考えられていたため、さまざまな禁忌(きんき)や風習がありました。
昔から、日にちに十二支を割り当てていますが、「土用の丑の日」とは、土用の約18日間にめぐってくる丑の日のことで、やはり季節ごとに土用の丑の日があるのです。

そのなかでも、夏の土用の丑の日は梅雨明けと重なることも多く、気候も体調も変化する時期なので、夏に向かって栄養のあるものを食べたり、「丑湯」に入ったり、梅雨で湿った衣類などを乾かす「土用干し」をして過ごすようになり、「土用の丑の日」といえば、夏の土用をさすようになりました。
また、年によっては「土用の丑の日」が2度めぐってくることもあり、2度目を「二の丑」といいます。

「う」のつくもので夏バテ防止! 

土用の丑の日は、梅雨も明けて本格的な夏の暑さに見舞われるころです。そこで、夏バテをしないよう精のつくものを食べるようになり、「土用うなぎ」「土用しじみ」「土用餅(もち)」などの言葉も生まれました。やがて丑の“う”にあわせて「う」のつくものを食べ、夏に負けないようにする風習となりました。

土用の丑の日に食べたい、「う」のつく食べ物

・うなぎ
疲労回復に効くビタミンAやB、エネルギー源となる脂質やたんぱく質がたっぷり。
土用うなぎの由来 〜関東と関西で違う調理法

・うどん
夏バテで食欲のないときでも食べやすく、消化吸収に優れています。

・梅干し
梅の酸味で唾液の分泌が促進(そくしん)され、食欲不振を解消!エネルギー代謝を高める働きもあるから、疲労回復に役立ちます。

・瓜(うり)
西瓜(すいか)、胡瓜(きゅうり)、冬瓜(とうがん)などの瓜類は、体内の余分な熱を冷ます効果があります。利尿作用もあるので、むくみ防止にも。

おばあちゃんからのアドバイス

おばあちゃん うなぎなどにしじみの味噌汁を合わせるといいんじゃよ。「土用のしじみは腹の薬」といわれていて、「う」のつくものが定着する前から土用の食べ物だったのさ。

それから、うなぎと梅干しは食べ合せが悪いから、一緒に食べちゃダメだって聞いたことはないかい?これは科学的根拠のない迷信だから、安心しておくれ。なんでも、梅干しのおかげで食欲がわくから、うなぎを食べ過ぎないようにするためや、うなぎの栄養価が梅干しの酸で消えてしまわないよう心配し、うわさが広がったらしいよ。昔の人はいろんな知恵を働かせたもんだねぇ。

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