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赤鼻のトナカイのお話

8頭のトナカイたちと世界中をめぐっていたサンタクロース。そこには、有名な赤鼻のトナカイはまだいません。9頭目に赤鼻のトナカイが迎えられたエピソードとは……

「真っ赤なお鼻のルドルフ」のストーリー

あるところに、ルドルフという名のトナカイがいました。ルドルフには大きななやみがあります。それは、生まれつき真っ赤な鼻をしていること。赤鼻のせいで、いつもみんなにばかにされてしまうのです。「どうしてボクの鼻はみんなとちがうんだろう……」ルドルフは、悲しくて自信の無い日々を送っていました。

あるクリスマス・イブのこと。世界中で待つ子どもたちのためにサンタクロースと8頭のトナカイたちが準備をはじめると、その様子をひと目見ようと、たくさんの動物たちが集まってきました。サンタクロースとともに世界中をかけめぐる8頭のトナカイは、みんなのえいゆうです。

ところが、いざ出発しようとしたところ、とつぜん深いキリが立ちこめてきました。「こんなに暗くては、えんとつを探すこともできない……」サンタクロースは暗闇の中で出発することもできず、困り果ててしまいます。

その時、みんながなにやらさわぎ出しました。注目の的はルドルフ。その赤い鼻がピカピカ光っていたからです。「これだ!」サンタクロースはルドルフに近づいていきましたが、赤鼻を笑われていると思ったルドルフは、うつむいて泣いていました。

そこでサンタはルドルフにお願いします。「君はみんなとはちがう。でも、だからすごいんだ。君のピカピカの赤鼻はみんなとはちがうけれど、暗い夜道を照らすことができる。とても役に立つんだよ!」

その夜、ルドルフが先頭を走り、世界中の子どもたちにプレゼントが無事に届けられると、ルドルフはみんなが一番あこがれるトナカイになりました。

あんなにイヤだった赤い鼻、コンプレックスでしかなかった赤い鼻のおかげで、世界中の人気者になったルドルフ。それ以来9頭でソリをひくようになり、その先頭で世界中に夢を運ぶお手伝いをしています。

おばあちゃんのひとりごと

サンタクロースは一晩で世界中をまわるんだから、すごいスピードじゃのぉ。その様子を北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)でついせきし、毎年クリスマス・イブにサンタの現在地や到着推定時間をネットで更新しておるよ。それを見ると、1番早く24日を迎えるニュージーランドなど太平洋地域をかわきりに、日本、アジアの順番で地球を1周しているのがわかるのさ。なんでも、普段ミサイル発射などをついびしている技術を使って、ルドルフの鼻から放出される熱を感知するらしい。おもしろいのぉ。

もっとくわしく知りたい人は「親子で楽しむ!歳時記なび」へ