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【冬至】 12月22日

冬至ってなぁに?

冬至とは、北半球において太陽の位置が1年で最も低くなる日のこと。日照時間が最も短くなるため、1年で最も昼が短く、夜が長くなります。太陽の位置が1年で最も高くなる夏至(6月21日ごろ)と比べると、日照時間におよそ5時間もの差があります。

冬至は陽の光も弱く、この日を境に日が長くなっていくため、冬至を太陽が生まれ変わる日ととらえ、世界各地で古くから冬至の祝祭が盛大に行われています。また、旧暦では冬至がこよみを計算する上での起点となり、立冬と立春の中間が冬至で、冬の真ん中となります。

ゆず湯の由来とやり方

おふろにぷかぷか浮かぶゆず。いい香りがただよってきて、体もぽかぽかしてきます。でも、どうしてゆず湯に入るのでしょう?

冬至は「一陽来復(いちようらいふく)」の日

中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力がよみがえってくると考えます。そこで、冬至のことをかげ陰(いん)が極まり再び陽(よう)にかえる日という意の「一陽来復(いちようらいふく)」といい、この日を境に運も上昇するとされています。また、悪いことが続いても、回復してよい方向に向かうという意味もあります。 古代には冬至を1年のはじまりとしていた時代もあり、冬至に未来への希望をつないだのでしょう。

ゆず湯の由来

■本来は、運を呼びこむ前に体を清めてやくばらいするための禊(みそぎ)です。昔は毎日入浴する習慣がなかったので、「一陽来復」にそなえて身を清めていたのでしょう。現代でも、新年や大切なぎしきに際して入浴する風習がありますね。昔から、強い香りがする植物で邪気をはらう風習がありますが(端午の節句の菖蒲湯(しょうぶゆ)など)、冬が旬のゆずは香りも強く、邪気ばらいにぴったりです。

■ゆず湯には、ゆず=「融通」がきく、冬至=「湯治」という語呂合せもあります。

■ゆず湯に入ると1年間風邪をひかないといわれています。ゆずには血行をそくしんして冷え性をやわらげたり、体を温めて風邪を予防する働きがあり、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果もあります。さらに、香りによるリラックス効果もあるため、元気に冬を越すためにも大いに役立ちます。

ゆず湯のやりかた

ゆず湯にはさまざまなやり方があるので、お好みで楽しんでください。ゆず湯に入りながら「一陽来復」と唱えると、さらにハッピーになれるそうです。

丸ごとお風呂へ
1個〜2個では香りを感じるほどにはならないので、たくさん入れたほうが良い。

輪切りや半分にカットしてお風呂へ
香りもよく、成分も出やすい方法。ただし、だんだんグシャグシャになってきて果肉や種がお湯に浮いてくるため、お掃除がちょっと大変かもしれません。

輪切りや半分にカットし、袋に入れてからお風呂へ
ガーゼなどで袋を作り、中身が出ないようにする。柚子が見えないのが残念ですが、香りや成分も出やすくお掃除も楽。洗濯ネットでもOK。

■このほかにも様々な方法があり、合わせ技で楽しむこともできます
・皮を何ヶ所か削いで、丸ごと入れる。
・浅く切り込みを入れてから、丸ごと入れる。
・皮だけしか入れない。
・液をしぼって入れる。
・半分に切って熱湯でよく蒸らしてから、お風呂へ入れる。

※いずれも肌に刺激があるので注意してください。特に肌がデリケートな人は気をつけましょう。

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