お盆に帰ってくる先祖の霊は、ぶつだんではなく盆棚(精霊棚)にまつります。地域によって作り方は様々ですが、典型的な盆棚を紹介します。
・笹竹を四方に立ててなわをはり、結界とします。
・つるしたほおずきは、先祖の道を照らすちょうちん。
・キキョウ、ユリなどの盆花をかざる。盆花にのって先祖の霊が宿るともいわれています。
・線香立てと線香をおき、お清めのために線香をたきます。
・季節の果物や野菜、砂糖菓子、そうめんなどを供えます。
・水を入れて供えます。季節の野菜を刻んで供える地域もある。
・位牌は中央に並べます。
・ナスとキュウリの精霊馬を供えます。
先祖の霊はキュウリの馬に乗り、ナスの牛に荷物を持たせて、この世とあの世を行き来します。また、来るときは馬に乗って少しでも早く、帰るときは牛に乗って少しでもゆっくりと、という気持ちの表れでもあるとか。乗り心地がいいように、上手に作ってあげましょう。
<材料>
キュウリ……1本
ナス……1本
割りばし……2組程度
<作り方>
1.割りばしを適当な長さにカットし、8本の足を準備する。
2.キュウリとナスそれぞれに、バランスよく足を刺せば出来上がり。
帰省しないときや位牌(いはい)がない場合は、小机の上に和紙やランチョンマットをしいて花をかざり、故人の好きだったものや水、精霊馬をお供えしてみてはどうだい。お線香のかわりにお香をたいてもいいさぁ。きっとご先祖様も喜ぶよ。