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打ち上げ花火の種類

日本の打ち上げ花火は、世界で最も精巧(せいこう)で美しいと言われています。丸く大きく開花したり、それぞれの星が変化したり、ひとつの芯が二重、三重に開いたり……日本では当たり前のように思えるけれど、これはスゴイことなのです。基本のものを覚えておくと、花火見物がさらに面白くなるよ!

主な打ち上げ花火

菊(きく)
丸く開き、中心部から星が尾を引きながら四方に散り、散った先で色が変化する。日本の代表的な花火で、尾を引くのが特徴なので「引き」とも呼ぶ。

牡丹(ぼたん)
丸く開き、中心部から色のついた星が尾を引かないで四方に散る。菊よりもボリュームは小さいが、繊細な美しさがある。

冠(かむろ)
散った火花がすぐに消えず、柳のように垂れさがりながら落ちていき、地上近くで消える。その形から「冠柳」「冠菊」ともいう。

千輪(せんりん)
上空でドーンと鳴ったあと、小さな花が一斉に開く。別名「百花園」という。

椰子(やし)
椰子(やし)の木のようにみえる花火で、「金椰子」「銀椰子」「色椰子」のほか、バリバリと音をたてる「バリ椰子」もある。

型物
具体的な形を描く花火。土星、ハート、チョウ、アニメキャラクターなどが人気。

おじいちゃんのふむふむウンチク!

おじいちゃん 花火見物で「たーまやー」「かぎやー」という掛け声を聞いたことがないかい?あれは江戸時代に活躍した花火師「玉屋」と「鍵屋」のことなのさ。両国川(現在の隅田川)の花火大会で競演したとき、見物客が素晴らしいほうにかけ声をかけたのが始まりで、今でも花火のかけ声として親しまれているんじゃよ。残念なことに玉屋は火事を起こして一代ではいぎょうしてしまったが、鍵屋は今でも活躍しておるよ。

もっとくわしく知りたい人は「親子で楽しむ!歳時記なび」へ