トップ

旬のたべもの図鑑

注目の食材―

コマツナ(小松菜)

コマツナ(小松菜)
収穫時期
旬は11〜1月
主な種類
コマツナ、大崎菜、女池菜、信夫菜、武州寒菜など
主な産地
埼玉、東京、神奈川、千葉など
 関東地方で国内の生産量の半分以上をしめる野菜といえば、コマツナ。最近は、埼玉県がしゅうかく量トップだけど、第2位は東京。なかでも、えど川区はコマツナの生産地としてよく知られているよ。
 というのも、コマツナが生まれたのが、えど時代の小松川(こまつがわ)村。今のえど川区だね。もともとは、その近辺の葛西(かさい)村でさいばいされていた葛西(かさい)菜(な)という青菜だったのが、あるエピソードをきっかけに、「小松菜」になったそうだ。
 そのエピソードの主役は、「犬将軍」で知られる、えど幕府5代将軍、徳川(とくがわ)綱(つな)吉(よし)。将軍が、小松川村にたかがりに出かけたとき、地元の人が葛西菜を入れたすましじるを料理したという。すると、将軍は、葛西菜をたいそう気に入り、土地の名をつけて「小松菜」というようになったそうだ。このエピソードは、享保(きょうほう)の改革をおこなった8代将軍吉宗(よしむね)という説もあるよ。
 どちらにしても、小松菜が、えどっ子によく食べられていたのはいくつかの書物に残っており、葛西菜という名のほかに、冬菜、雪菜、雑煮(ぞうに)菜(な)ともよばれていた。今でも、東京のお雑煮には欠かせない野菜だよ。
 1年じゅう、見かける野菜だけど、本来のしゅんは冬。ホウレンソウと同じように、しもにあたることで糖分が増し、あまみがつよくなるよ。寒い冬にこそ味わってね。

前へ

次へ

最新の食材を見る

その他の食材 ― バックナンバー

食育かんたんレシピ トップキッズgoo トップ