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旬のたべもの図鑑

注目の食材―

ハモ(鱧)

ハモ(鱧)
収穫時期
1年じゅう。旬は6〜7月、10〜11月
 ウナギやアナゴのように細長い魚、ハモ。その姿どおり、ハモはウナギの仲間で、大きな口とするどい歯が特ちょうだ。ハモの好物であるエビやカニ、魚やイカ、タコなどを食べるのに、もってこいの口なんだね。ハモは全体に小骨が多く、身に細かく包丁を入れる「骨切り(ほねきり)」という調理法も、ハモならではだよ。
 ところで、ぎおん祭りって知っている? 毎年7月に京都で開かれる祭りで、1000年以上の歴史をもつ有名な祭りだ。このぎおん祭りは、別名「ハモ祭り」とも呼ばれている。7月のハモは、産卵を前にあぶらがのっておいしく、京都でよく食べられているため、このようによばれているんだ。
 京都では、ハモはスーパーの魚売り場でもおなじみで、夏の京料理の代表選手。ハモは、おもに西日本の太平洋岸でとれる魚なのに、なぜ京都で食べられるようになったのかというと、それは、ハモの生命力の強さが理由だ。
 現在のような運送技術のない昔、夏にせと内海から京都まで、魚をいきのよいまま運ぶのはとてもむずかしかった。しかし、ハモは京都まで生きて届き、しんせんな味を楽しむことができたのだそうだ。骨切りや食べ方の工夫も、京都で生まれたよ。
 同じ7月に、大阪で開かれる天神祭の定番料理にもハモが並ぶよ。関西の夏には欠かせない魚なんだね。

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