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食育コラム〜もっと「食」に親しもう!〜

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コッペパンと脱脂粉乳(だっしふんにゅう)って知っている?

コッペパンと脱脂粉乳(だっしふんにゅう)って知っている?
12月24日は何の日? そう、クリスマス・イブだよね。でも、ある記念日でもあるんだ。それは、学校で給食が再開した日。今から63年前の1946(昭和21)年、太平洋戦争が終わった翌年のことだ。

戦争が終わったものの、当時はだれもが食べものに困り、おなかをすかせていた。都市部では学校に弁当を持っていけない子が多く、また、地方の学校では授業で食べられる野草をつんだり、自分たちで米や麦を育てたりしていたそうだ。そんな子どもたちのために、アメリカのえんじょ団体やユニセフ国際連合児童基金(こくさいれんごうじどうききん)から食料が届き、東京など都市部の学校を中心に給食が始まった。

給食とはいっても、今のようにごはんやパンのほかに、おかずが1〜2品つくメニューではないよ。パンとミルクだけだったり、ミルクとみそ汁だけだったり…。ミルクは「脱脂粉乳(だっしふんにゅう)」といって、粉ミルクのようなものをお湯でといた飲み物で、独特のにおいや粉っぽさになじめない子どもが多かったそうだ。パンは、ラグビーボールのような形をしたコッペパンで、せっかく給食に出ても、おなかをすかせている幼い兄弟のために家に持ち帰る子もいたというよ。

そのうち給食を出す学校は少しずつ増え、メニューにおかずも加わり始めた。そして、1954(昭和29)年には給食に関する法律ができ、日本じゅうの学校で給食が出されるようになったんだ。みんなが毎日食べている給食にも、こんな歴史があったんだね。

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