エコワード

バーチャルウォーター(virtual water)
私たちが使っている水が、実際に飲んだり料理などに使ったりしている量だけではすまないことを知っていますか? ほかの国から野菜などを輸入すると、それを育てたり運んだりするのに必要な水を私たちは使っていることになります。この、間接的に利用する水のことを仮想水(かそうすい)、英語でバーチャルウォーターといいます。たとえば、1斤(きん)の食パンをつくるのに必要な水は約500リットルといわれています。

日本が輸入している仮想水の量は年間で約640億立方mにもなり、これは、国内で使われるすべての水の量の約3分の2です。また、その半分以上はアメリカから輸入されています。バーチャルウォーターを輸入することで、ほかの国や地域で水不足などの水問題を引き起こす場合もあります。日本と世界が水を通じてつながっていることを考えて、限りある水資源を大切に使いましょう。