エコワード

ユーカリ(Eucalyptus)
コアラが登る木として、おなじみの植物。一つの種だけではなく、フトモモ科ユーカリ属の常緑樹をまとめてこう呼びます。その種類は数百にのぼり、おもにオーストラリアで見られます。コアラは、決まった種類のユーカリの葉っぱだけを食べます。また、虫を防ぐ力やきんを殺す力、熱を下げる力など、さまざまな効用があります。

オーストラリアの原住民であるアボリジニは、ユーカリの葉っぱを体にまいて、熱を下げたり、ケガを直したりしています。しかし、ユーカリは紙の原料などにするために次々とぬかれてしまいました。反対に、世界各地で、育ちやすいユーカリがさかんに植えられています。これには、紙の原料を増やすために必要だとする意見と、その場所にもとからある生態系をこわしてしまうかもしれないという意見が分かれています。