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水俣病(みなまたびょう)(Minamata disease)
水俣病は、メチル水銀化合物という化学物質に汚染された魚かい類を、たくさん食べてしまうことによって起きる中毒性の病気です。からだの感覚に障がいがでたり、うまく運動ができなくなったり、見えるはん囲がせまくなったりします。また、重い場合には死亡することもあります。水俣病は、わが国の四大公害病の一つで、公害問題の原点とされています。

水俣病は、確認されてから50年以上たちましたが、ひ害者を救う方法をめぐって、どこまでをひ害者とするか、国と裁判所の考え方がちがうなどの問題があり、現在もまだ完全に解決されたとはいえません。また、水俣病が発生した頃は、原因が分からなかったため、水俣病のかん者と、水俣病生まれの人が差別されるなど、ひどいこともありました。こうした差別はあってはならないことで、そういう意味でも、水俣病は私たちに多くの教くんをあたえています。