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ベクレル(Becquerel)
アルファ線、ベータ線、ガンマ線、エックス線などの放射線を出す、放射性物質の量を表す単位がベクレル(Bq)です。原子番号が同じで質量のちがう元素のことを同位元素といい、そのなかで放射能をもつものを放射性同位元素(ラジオアイソトープ)といいます。ベクレルは、ある物質に入っている放射性同位元素が、1秒間に1つこわれて放射線を出すのに必要な放射性物質の量を表しています。1ベクレルの1000分の1が1ミリベクレルです。

人が放射線を受けた場合のえいきょうを表す単位としては、ベクレルではなくシーベルト(Sv)が使われます。ベクレルという単位は、1896年に世界で初めて放射能を見つけたフランスの物理学者の名前にちなんだものです。ベクレルは、ウランのけっしょうと写真の現像に使う板をいっしょにしまっておいたところ、光が当たっていないのに板に変化が現れたことに気づき、ウランが自然に放射線を出す力をもっていることを発見しました。