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ヨウ素(Iodine)
ヨウ素は、コンブなどの海草やイワシなど海の生物にふくまれている元素で、「ハロゲン元素」という元素の仲間です。元素記号はI、原子番号は53、原子量は126.9です。人などほ乳類の体の中で、ヨウ素はそのほとんどがのどの下にあるこうじょうせんというところにあります。こうじょうせんは生きていくのに必要なホルモンをつくるところで、ヨウ素はわずかな量ですが、そのためになくてはならないものなのです。人は、ヨウ素が足りないと病気になりますが、とりすぎてもいけません。

ヨウ素はヨードとも呼ばれ、消どく作用があります。ヨウ素からできた薬がヨードチンキで、病気をなおしたり手術をしたりするときに使います。ヨウ素の仲間である放射性ヨウ素は、こうじょうせんのガンを引き起こす原因となります。事故などで放射性ヨウ素がたくさん出ると、人の体がヨウ素とまちがえて取りこんでしまいます。これをふせぐには、あらかじめ安定ヨウ素ざいという特別な薬を飲んでおく必要があります。