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地中熱利用(Ground Thermal Energy)
地中熱とは、その名のとおり地面の下の温度のことです。大気の温度が季節の変化などによって大きく変化するのに対して、地下の温度は1年を通じてほとんど変わりません。たとえば、東京の気温は夏は30度以上になり、冬は0度近くにまで下がりますが、地下の温度は約15度で一定です。

地中熱利用では、この性質を室内の冷暖ぼうに利用します。つまり、暖ぼうする時には熱源として、冷ぼうする時には放熱先として地下を利用するのです。この仕組みを「地中熱利用ヒートポンプ」といいます。地中熱利用ヒートポンプは、空気を熱源とする一ぱんのエアコンとちがって、冷ぼうする時に温風を出さないので、ヒートアイランド現象への対策としても期待されています。また、最近、地下の浅いところにうめたパイプで地中の冷熱を集め、冷暖ぼうなどに直接利用するシステムが広がりつつあります。