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尾瀬(Oze)
2007年8月に国立公園に指定された尾瀬(おぜ)は、福島県、とち木県、群馬県、新がた県の4県2市1町2村にまたがる地域で、尾瀬ヶ原、尾瀬ぬまなどのしっ地やぬま、至仏山などの山々からなります。初夏のミズバショウ、7月中じゅんのニッコウキスゲなどの草花を見ることができ、年間30万人にもおよぶ登山客、観光客が訪れます。尾瀬ヶ原や尾瀬沼は、しっ地特有のめずらしい動植物が見られる貴重な地域となっています。

高原のぼん地という特性から北方植物がそのまま生き残り、いまでも氷河期に生育したオゼソウなどの植物が自生しています。ダムや観光道路などの開発計画が持ち上がった時もありましたが、反対運動が活発に展開され、わが国の自然保護運動の原点となったといわれます。その後も、ごみ持ち帰りやマイカー規制など、国立公園の保護と適正利用のモデル的存在となってきました。尾瀬の貴重なしつ原は2005年11月、ラムサール条約しっ地に登録されています。