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ダム問題(Dam Problem)
ダムは、水の確保や水力発電のための「利水」や、こう水を防ぐ「治水」など、社会の中でさまざまな役割を果たしてきました。日本の主な川のほとんどにダムやせきがすでに建設されており、200基近いダム建設計画があります。しかし、ダム建設による川周辺の自然かん境の破かいを心配した反対運動やうったえなど、各地でダム問題が起きています。また、ダムを計画した時より人口が減り、工場における水のリサイクルが進んだために、必要性が低くなったとして見直しを求める意見も多くあります。

2009年の政権交代により、国は八ッ場ダムや川辺川ダムなどの建設を中止する方針を表明し、地元自治体や住民との対立が表面化して社会問題となっています。一方、アメリカなど海外では、すでにあるダムを取りのぞく動きもあります。この他、森林整備などによって治水の効果を高めるとともに地球温暖化への対応を図るべきであるとする「緑のダム」という考え方もあります。