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棚田(Terraced Paddy Field)
山のななめになった部分に、たなや階段のような形に作られた水田のことを棚田(たなだ)といいます。棚田は、しゃ面にあり一つの田の面積が小さいため機械の利用が難しく、い持管理に人手がかかることなどから、近年は減っていました。しかし、お米を作るだけでなく、自然や人間にとって多くの役割を果たしてくれます。

山に降った雨を一時的にストックして、それを地下にしみこませてゆっくり放流し、下流域で再使用できる機能やこう水調整機能を持っていて、「小さなダム」ともいわれます。さらに、最近注目されているのが「生態系保全機能」です。棚田は、昔ながらの土で作った用水路が残り、生き物が自由に田んぼとぬまや川などの周囲の水かん境を行き来でき、今でもトンボやゲンゴロウ、カエルなどのこん虫や動物、スミレなどのさまざまな野草を見ることができます。こうしたことから、各地で存続のための活動が展開されています。