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トキ(Japanese Crested Ibis)
トキは、体の長さ約70cm、つばさを広げると130cmほどになる大きな鳥です。全身がとき色と呼ばれるオレンジ色に近い赤色をしていて、顔やあしも赤いのが特長です。また、長くて曲がった黒いくちばしをしています。トキはむかし、ロシア、中国、朝鮮(ちょうせん)半島、日本にいました。江戸時代までは日本中で見られましたが、明治時代にたくさんとられて数がへり、特別天然記念物になったものの、野生のトキはいなくなってしまいました。

国や新潟県(にいがたけん)、そして中国が力をあわせてトキを守るためにがんばった結果、保護センターなどで100羽をこえるトキが育てられています。また、ビオトープづくりなどトキが生きていける環境も整えられ、2008年にはトキを放して野生にもどす試みが行われました。放されたトキのなかには野生生物につかまって死んでしまったものもいますが、トキを守る活動は続いています。