細胞を形づくる主な分子は糖質, 脂質,タンパク質,核酸である。


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  細胞を形づくる主な成分は,糖質(1),脂質(2),タンパク質(3),核酸(4)です。これらの成分が細胞内の構造物をつくり,細胞の機能をになっているのです。こうした分子を構成する主な元素は,炭素,水素,酸素,窒素,リン,イオウなどです(これらが合わさって「有機化合物」をつくります)。

体に入った物質は分解されて新しく
つくり直される
 人間は,成長している間も大人になっても,体を維持するためにたえず食物や水,酸素を取り入れなければなりません。食物や水,酸素を構成する分子は,消化や呼吸で体に吸収されてさまざまな経路をたどって血液中に入り,体中に分配されます。組織を構成する細胞はこれらの原料を取り入れ,分解して新しい有機化合物をつくります。この過程は「代謝」とよばれます。単純な糖質(単糖)は化学的に連結され,デンプンやグリコーゲンといった巨大な分子になります(1)。脂肪酸とグリセロールは組み合わさって脂肪をつくります(2)。アミノ酸は長くつらなってタンパク質になり(3),リン酸基や糖,塩基(窒素を含む環状の化合物)がつながって核酸がつくられます(4)。