No.246

交通・運輸

客室乗務員・空港地上係員

空の旅を快適に、安全にサポート

客室乗務員・空港地上係員の仕事

   
 客室乗務員は、飛行機を利用する乗客に、快適な空の旅ができるように各種サービスを行う人のことで、フライトアテンダント、キャビンアテンダントなどと呼ばれることもあります。飲み物や食事の世話、毛布を貸し出したり、雑誌を配ったりなど、乗客の要求に対応して快適な空の旅を提供します。事故や急病人の発生、また、ハイジャックなどの非常事態への対応など、確かな知識と冷静な判断力が求められる仕事です。航空会社に就職しますが、健康、語学力、年齢(ねんれい)などに厳しい条件がある場合が多いです。契約社員(けいやくしゃいん)、派遣社員(はけんしゃいん)として働く客室乗務員も多くなっています。 
 空港地上係員は、空港内で旅客サービスをします。例えば国際線の場合ですが、乗客が空港に着いてからの搭乗手続(とうじょうてつづ)き、出国手続きや税関を通って飛行機に乗りこむまでの世話を行います。そのほか、各飛行機会社のカウンターで、チケットの受付や予約・販売(はんばい)、荷物預かりなどの業務をする人も空港地上係員です。英会話や接客能力が求められる仕事です。

客室乗務員にインタビュー

 客室乗務員になってもう10年のキャリアです。この業界ではベテランに入ります。どうしても客室乗務員になりたくて、学生時代から英語を一生けんめいに勉強しました。入社試験の倍率が40倍という厳しさでしたが、とにかくやる気をアピールして合格しました。身長や年齢制限など応募条件(おうぼじょうけん)は厳しく、外国の航空会社には、50メートルを1分以内で泳ぐことが条件になっているところもあります。いかに体力勝負の仕事かがわかります。入社してからの訓練もハードです。 
 機内サービス訓練と非常時対応訓練では、火災への対応や機内からの脱出(だっしゅつ)の仕方、ゴムボートのふくらませ方や水に落ちた乗客の救助の仕方、発煙筒(はつえんとう)の使い方などを学びます。つらいのは、時差による体調不良です。でも、フライトのたびにちがう国に行けることが何よりの楽しみなので、時差の問題もがまんできます。語学力は、仕事をしているうちに上達しますが、前もって勉強しておくとよいですよ。