No.243

旅行

ツアープランナー

旅客の満足に対応した魅力的な旅行を企画する

ツアープランナーの仕事

   
 旅行プランを立てる人が、ツアープランナーです。旅行会社が行う仕事には、大きく分けて三つの業務があります。旅行の相談業務、チケットの予約・発券業務、旅行企画(りょこうきかく)の販売業務(はんばいぎょうむ)で、ツアープランナーの仕事は、旅行企画の販売業務に入ります。具体的には、旅行会社の中でツアーの企画を立てる人のことですが、旅行会社にとってツアーとは、お客さんに買ってもらう商品ということなのです。買ったお客さんが、ツアー参加者です。ツアープランナーは、多くの人に参加してもらえる魅力(みりょく)あるツアープランを出す必要があるわけですが、商品である以上、そのプランが利益につながるかどうかといった、コスト計算が必要になります。ツアー募集(ぼしゅう)パンフレットに、最低人員何人以上とありますが、それ以下の人数の場合は、商品にならないということなのです。売れる商品、つまり多くの人が参加するツアーを企画するためにツアープランナーは頭をひねり、次に、その商品を多くの人に買ってもらう営業努力もします。ツアープランナーの多くは、総合・国内旅行業務取扱主任者(そうごう・こくないりょこうぎょうむとりあつかいしゅにんしゃ)の資格を持っています。

ツアープランナーにインタビュー

 旅行会社の社員です。旅行が好きでこの会社に入ったのですが、添乗員(てんじょういん)ではないので、仕事として旅行に参加する機会はほとんどありません。ツアー企画の担当になって3年目です。手軽に海外旅行ができるようになって、何度も海外ツアーに出かける人が多くなりました。業界用語でリピーターといいますが、今の旅行業界のターゲットは、このリピーターのかたがたです。南極などの秘境ツアーも経験したという、年配のかたたちです。このかたたちに参加してもらえるツアーとは、どんなものなのか、さまざまなプラン案を考えています。 
 行き先よりも、何か特別なことを体験するためのツアーがいいのではないかと考えています。ペルシャじゅうたんを織るツアーなど、自分でもいいと思ったのですが、国際情勢の問題で実現は難しくなってしまいました。海外ツアーの場合は、世界の動きを予想しなければならないので、必ず、新聞、TVなどのニュースを見るようにしています。