No.239

国際・海外

大使館・観光局スタッフ

大使館や観光局での仕事をフォロー

大使館・観光局スタッフの仕事

   
 大使館とは、日本と国交のある世界各国政府の出先機関と考えていいでしょう。各国政府は、大使館を通じて日本政府との話し合いをしたり、日本にやってくる自国民の活動を支えたりします。こうした各国の大使館で働く日本人が、大使館スタッフです。大使館スタッフの主な仕事は事務処理ですが、日本の情報を大使館職員に伝えるなどして、日本とその国との友好のパイプ役といった重要な仕事をしているのです。 
 観光局とは、外国政府の観光担当省庁の日本での出先機関です。観光局に勤務する日本人スタッフは、日本人にその国の観光情報を知らせたり、マスコミや旅行会社を通じて、観光のPRやマーケティングを行ったりする活動のサポート役で、その国への観光客の誘致(ゆうち)や日本とその国との関係の良好化などを図(はか)ります。 
 大使館スタッフや観光局スタッフには、英語とその国の言葉を業務レベルで話せる語学力と、その国の現地情報の知識などが要求されます。観光局は、大使館の中に設置されている場合が多く、大使館スタッフと観光局スタッフは、ともにその国の利益のために情報交換(じょうほうこうかん)などを行います。

大使館・観光局スタッフにインタビュー

 アフリカのある国の観光局スタッフとして働いています。公用語は英語ですが、その国の現地の言葉も使います。父がその国で仕事をしていたので、わたしもその国で育ちました。 
 小さな国なので大使館スタッフもかねており、日本人スタッフは、わたしを入れて3人しかいません。観光局スタッフといっても、実質は大使館スタッフの仕事もこなします。大使秘書がいない時など、大使のスケジュール管理にもタッチします。本国との連絡(れんらく)、観光イベントの企画(きかく)など、やることはたくさんありますが、なにしろ大使やその国のスタッフ、日本人スタッフを合わせて10人もいない少人数の大使館ですから、仕事はその時にできる人が行うということです。大使のご家族が出かける時に同行することもあるなど、アットホームで居心地(いごこち)のいい仕事場です。でも国際情勢の変化には、細心の注意をはらって情報収集しなければいけません。