No.237

国際・海外

入国警備官・入国審査官

外国人の日本への出入りをチェックする

入国警備官・入国審査官の仕事

   
 日本でも、外国人の姿を見かけることが多くなりました。国籍(こくせき)もさまざまな人たちです。 
 この人たちの中には、少数ですが、正しい手続きを取らずにいる人たちや働く資格がないのに働いている人たちもいます。入国警備官とは、日本にやってくる外国人の入国の仕方、滞在(たいざい)の仕方、仕事の仕方などが、入国管理法に違反(いはん)していないかどうかをチェックする仕事をしている人です。もし違反していることが明らかになったときは、その外国人を拘束(こうそく=自由をなくすこと)し、国外退去させる手続きを取ります。入国警備官は国家公務員です。 
 入国審査官とは、世界各地から日本にやってくる外国人を対象に、その目的や滞在期間、持ちこむ荷物のチェックなどを行う仕事をしている人のことです。違法なものの持ちこみや滞在期間が過ぎても出国しない外国人が増えているため、外国人の出入国を厳しくチェックするようになっています。入国審査官は、日本各地の空港や入国管理事務所などに勤務します。入国審査官は国家公務員です。

入国警備官にインタビュー

 現在、オーバーステイといって、認められた滞在期間を過ぎても、日本にとどまっている外国人の数がとても増えています。そのため、わたしたち入国警備官の仕事も、たいへんいそがしくなりました。オーバーステイをしている外国人は、日本でお金をかせぐことを目的に、まじめに働いている人がほとんどですが、やはり法律は法律ですから、正しく法律を守って滞在している外国人の権利を守るためにも、不法滞在はきびしく取りしまらなければなりません。また、残念なことに、不法滞在をしている外国人の中には、悪質な犯罪に手を染める人もいます。そのようなごく一部の犯罪者のために、外国人全体が偏見(へんけん)を持たれたり、差別されることはあってはならないと思います。そのためにも、正しいことと正しくないことの区別をはっきりさせるのが、わたしたちの役目だと思っています。