No.236

国際・海外

外資系企業スタッフ

語学力・専門知識力を活かして外資系会社で活躍する

外資系企業スタッフの仕事

   
 日本企業と外資系企業のちがいはどこにあるのでしょうか。簡単にいうと、その企業のオーナーが、どこの国の人で、どこの国の資金で作られたのかというちがいです。日本で、外国の資本で作られた会社を、外資系企業といいます。 
 自動車メーカーや化粧品会社(けしょうひんがいしゃ)、銀行や証券会社など、外資系企業の業種はさまざまです。外資系企業スタッフの仕事もその業種によって変わりますが、その企業が日本でうまく利益を上げることを目的にスタッフが活動するという意味で、外資系企業スタッフの仕事は、日本企業のスタッフと同じです。外資系企業の多くは本社が外国にあり、日本で作られた外資系企業でも、社長などの企業トップはほとんどが外国人です。トップの考え方で、スタッフの働き方や考え方にちがいが出てくることはあります。日本企業の多くが、まだ昇給(しょうきゅう)や昇格(しょうかく)を、働いた年月の長さで決める年功序列形式なのに対し、外資系企業は成果を出せば年月の長さに関係なく、昇給や昇格につながる形式を取っています。外資系企業で働くには、スペシャリストとしての高い能力が必要です。それと、外国人と同等の語学力が必要です。外資系企業の日本人スタッフの多くは、公的資格の実用英語技能検定(英検)や、TOEIC、TOEFLの高得点者です。 

外資系企業スタッフにインタビュー

 わたしは、現在、外資系の証券会社で働いています。仕事の内容は、市場を分析(ぶんせき)して、どの株をいつ、どれだけ買うべきか、または売るべきかを、短期・長期にわたって予測することです。以前は、外資系でない、別の証券会社にいたのですが、自分の実力をさらに発揮できる環境(かんきょう)を求めて、思い切って今の会社に転職しました。仕事で実績をあげれば、すぐに給料やポストの面で評価してもらえるのが、外資系企業の魅力(みりょく)だと思います。逆にミスをすれば、きびしく責任を問われる面もありますが、そういう環境のほうが、自分には合っていると思います。英語は、転職する前から英会話教室やテレビの英語番組などで勉強を始め、今ではアメリカ人の上司とのコミュニケーションにもほとんど不自由を感じないくらいに上達しました。