No.222

料理・グルメ

フードコーディネーター

料理から小物までトータルに手がける食のスペシャリスト

フードコーディネーターの仕事

   
 現代社会では、TVなどで食に関する番組を見ない日はないくらい、食についての情報があふれています。健康ブームもあって、食を通じての健康法もいろいろ行われています。 
 このような社会情勢を背景に、フードコーディネーターは、食に関するあらゆる仕事をします。出版・広告の料理作り、TV・雑誌・CMの演出・企業(きぎょう)向け商品の開発・料理教室の運営・お店向けの新メニューの売りこみ、パーティの演出など。フードコーディネーターとは、料理を作ったり、食べたり、求める食材をどこまでも探しに行くといった、食に関することは何でもやるという、食に関するプロフェッショナルなのです。フードコーディネーターになるには、特別な資格は必要なく、料理雑誌の編集者、料理カメラマン、料理ライター、キッチンアドバイザーなど、食に関わるすべての人がフードコーディネーターということもできます。一般的(いっぱんてき)にフードコーディネーターという場合は、TV番組やCMの食のシーンや、雑誌の料理ページなどで料理を作り、おいしそうに見える演出を行う人をいうことが多いようです。

フードコーディネーターにインタビュー

 スタイリストをしていました。ある雑誌の仕事で、料理を作る人のスタイリストをたのまれた時、見ばえよく料理を作っていく料理人に感心したのです。本物の料理人でしたが、その時にひらめいたのです。そうだ、スタイリストも専門分野を持ったほうが、仕事の場が増えるのではないか。もともと、食べることは大好きで、作ることも得意でした。よし、わたしは、食専門のスタイリストになろうと決めたのです。プロとしてやるための準備にかかりました。料理に関する情報を集めて実際に自分で作ってみたり、めずらしい食材を探して全国を歩いたり。学校に通って調理師免許(ちょうりしめんきょ)も取りました。 
 実際にフードコーディネーターとして働き始めてから20年。近ごろは若いかたもかなり増えてきましたが、なにしろ料理は生きているものですから、その取りあつかいは、なかなか大変です。撮影用(さつえいよう)に作った料理が、つごうで撮影が延びて使えず、納得(なっとく)のいく撮影までに同じ料理を何度も作リ直すなどはしょっちゅうです。材料も全部自分でそろえます。料理センスは大切ですが、徹夜仕事(てつやしごと)を乗り切る体力、気力も必要な仕事ですよ。