No.218

健康・医療

歯科医師

「歯医者さん」と親しまれる身近な医療技術者

歯科医師の仕事

   
 あなたの虫歯を治す人が、歯科医師です。虫歯やよくいわれる歯周病など、口の中や歯に関係する病気の治療(ちりょう)や予防を行うのが、歯科医師の仕事です。歯科医師の分野も、一般歯科(いっぱんしか)のほか、子ども専門の小児歯科、口の中の病気を治療する口腔外科(こうくうげか)、歯ならびをきちんと治す矯正歯科(きょうせいしか)、かんだりのみこんだりといった咀嚼(そしゃく)器官などの専門医として仕事を行うこともあります。社会全体が歯は健康に欠かせないものとして考えるようになっているため、歯科医師の仕事の方向は、治療よりも予防活動が主体になっていくと考えられています。もうひとつの傾向(けいこう)として、美しさのために歯ならびなどをきれいにする歯のエステ、審美歯科(しんびしか)が盛んになるだろうと予想されています。歯科医師は、病院や診療所(しんりょうじょ)に勤務する形と、個人で歯科医院を開いている開業医に分かれます。あなたの学校に来てみんなの歯の検診をする学校医は、開業医の歯科医師がほとんどです。歯科医師は国家資格です。

歯科医師にインタビュー

 わたしは、とても歯が悪かったのです。子どもの時は、歯みがきなどはほとんどしないで、あまいものばかり食べていたのです。歯が痛くてねむれず、翌日学校を休んでしまったこともあります。歯の悪いつらさを知っているわたしなので、歯科医師になろうと思ったのです。歯の治療の時に治療ベッドに横になりますね。この時、患者(かんじゃ)さんはもう、不安感でドキドキしていると思われますが、わたしの医院では、女性の歯科助手さんが優(やさ)しく声をかけてリラックスしてもらうように心がけています。子どもの患者さんの時は、特に、恐怖感(きょうふかん)をなくしてあげることが必要ですね。近ごろの患者さんで目立つ症状(しょうじょう)は、若い人の歯茎(はぐき)の病気(歯周病)です。自分では、しっかり磨いているつもりでも、大事な部分は歯ブラシの届かない所なので、病気のもとが取れていないのですね。それに、歯の健康には、不規則な生活がよくないのです。みんなも、歯周病にならないように、今から正しい歯みがきをしてください。