No.217

健康・医療

医師

人の命を救い守る医療現場の要

医師の仕事

   
 あなたは、病気をした時に病院へ行きます。そして、お医者さんにみてもらうでしょう。お医者さんの正式な呼び名が、医師なのです。医師は、医療技術者(いりょうぎじゅつしゃ)の中心として、病気やけがの傷などの診察(しんさつ)、治療(ちりょう)、予防、リハビリテーションを行います。医師のほとんどが、患者(かんじゃ)の治療や病気の予防、健康相談、検診などを行う臨床医(りんしょうい)です。その中でも、風邪(かぜ)など、体全体の病気を治療する内科医の数が一番多いのです。次に多いのは、外科医で、整形外科、小児科と続きます。そのほか産婦人科、耳鼻咽喉科、眼科、麻酔科(ますいか)などがありますが、すべて医師と呼ばれます。臨床医以外の医師は、研究医と呼ばれ、病気の原因であるウイルスなどの基礎研究(きそけんきゅう)を行っています。医師の働き方として、総合病院や大学病院などに勤務する勤務医と、個人で医院を開いている開業医がいます。医療技術や薬の進歩には、目ざましいものがあり、医療の中心を担う医師は、診察、治療、症例研究(しょうれいけんきゅう)など、激務の中で毎日がんばっています。また、医学の進歩にともなって、医療分野もより専門的になり、細分化されつつあるため、医師はますます勉強しなければいけないのが事実です。医師は国家資格です。

医師にインタビュー

 両親とも医者です。父親が内科医で、母親が小児科医でした。実家の医院で小児科医として働き始めてから6年です。子どもの数が少なくなっているので、小児科医院どうしの競争はかなり厳しいのです。医師がひまなのは、とてもいいことなのですけれど、これまでの治療だけの医院から、お母さんたちに小さな子どもを連れて気軽に健康相談に来てもらえるような医院にしたいものだと考えています。わたしの医院でじまんできることは、患者さんどうしが病気感染(びょうきかんせん)しないように、待つスペースがすべてカーテンで区切られて、個室ふうになっていることです。せまいスペースですが、とても好評なので、続けていきたいと思っています。子どもが病気で苦しんでいるのを見るのは、とてもつらいものですから、自分の治療で少しでも楽にしてあげることができるのは、幸せですね。