No.215

健康・医療

栄養士・管理栄養士

食を通して人の健康を支える栄養のスペシャリスト

栄養士・管理栄養士の仕事

   
 みんなが、学校で食べている給食の献立(こんだて)を作っているのが、栄養士です。栄養士は、栄養指導者として理想的な栄養バランスの献立を立てたり、実際に調理する調理担当者の栄養に関する知識を高めたり、調理方法の改善や指導をするなど、はば広い内容の仕事を行っています。健康指向が高まる現代社会において、食をとおしての健康スペシャリストとして、いっそうの活躍(かつやく)が期待される仕事です。栄養士は保健所、学校、食品会社などで働いています。
 管理栄養士は、栄養指導に関するさらに高度な知識と技術が要求される専門職で、管理栄養士の管理・指導を行います。大量の集団給食がスムーズに作られるように、栄養士を適切に配分したり、時間管理をしたりするのも、管理栄養士の仕事です。管理栄養士はまた、行政機関や食品会社などで、栄養指導の見地から労務管理、経営管理などにもかかわることが多いのです。管理栄養士は、国家資格で、栄養士の資格を持った人が試験に合格してなります。

管理栄養士にインタビュー

 小さい時から料理を作ったりするのが好きで、母の代わりに夕食の献立を考えたりしていました。今でも、夕ご飯は何にしようかなと考えるだけでわくわくします。食に関係する仕事につきたいと思い、短大の栄養学科に進みました。最初は病院で、病気の人の治療食献立(ちりょうしょくこんだて)を作っていました。使ってはいけない食材がたくさん指定されている中で、見た目にも、食べてもおいしい料理献立を考えるのに苦労しましたが、お年寄りなどがおいしいと言ってくれた時は、うれしかったです。管理栄養士の資格を取ってから、現在の民間食品メーカーの開発部で、栄養指導や新製品の開発の仕事にかかわっています。会社が、プロサッカー選手の食事管理の仕事を受けた時に、わたしが担当しました。海外遠征(えんせい)にもついていきました。現地の食材を使って選手の口に合うような献立を作ったのですが、みなさんよく食べてくれました。ふだんは、カロリー表を片手に食材の研究もしています。