No.210

健康・医療

医療秘書・事務員

医師の業務を事務面からサポート

医療秘書・事務員の仕事

   
 医療現場で、医師や看護師、臨床検査技師(りんしょうけんさぎし)などの医療スタッフが、仕事に専念できるようにサポートしたり、医療事務の処理や患者(かんじゃ)さんと医療現場のパイプ役をしたりするのが、医療秘書の仕事です。具体的には、医師のスケジュール管理や学会などの資料作成、保険関係の書類作成、病棟(びょうとう)のトラブル処理なども行う、病棟の仕事がスムーズに進むために欠かせない重要な存在です。一般的(いっぱんてき)な秘書技能やパソコン能力に加えて、医療保険や医療関係の法律、医療用語や知識などの、専門的な総合知識が必要な仕事です。民間資格の医療秘書技能検定を受けて専門知識を養う人が多くいます。 
 患者が、健康保険を使って病院に支はらう費用は、かかった費用の一部と決められています。残りの費用は、健康保険組合から病院に支はらわれます。この健康保険関係の事務処理を行うのが、医療事務員です。医療秘書も行う場合がありますが、大きな病院などでは、仕事量がとても多くなるため、医療事務員が、その仕事を専門に行います。

医療秘書にインタビュー

 最初は、個人医院で働いていましたが、3年の経験で病気の人の状態がよくわかりましたし、その人たちのためになる仕事だと思ったので、次の仕事を考え、医療秘書になることにしました。
 医療現場の仕事がスムーズに進むということは、結局患者さんのためになるということですから、医療秘書としてのやりがいも大きいのです。専門学校に通って医療関連の知識を勉強し、バソコンの教室にも通いました。現在は、総合病院の外科病棟の医療秘書として働いています。保険関係の事務は専門の医療事務員が担当するので、医療秘書本来の仕事に専念できる充実(じゅうじつ)した毎日です。