No.207

健康・医療

歯科衛生士・歯科助手

「歯」を健康かつ清潔に保つ仕事

歯科衛生士・歯科助手の仕事

   
 歯の治療(ちりょう)をした人は知っていると思いますが、治療室には治療する歯科医師のほかに、何人かの人が働いています。口の中をきれいにしたり、歯についた歯石と呼ばれる塊(かたまり)を取ったり、虫歯や歯茎(はぐき)の病気を防ぐための歯みがきなどを教えてくれる人や、歯科医師に治療器具や必要な薬などをわたしたり、うがいの水を用意したり、受け付けの仕事などをする人もいます。
 口の中をきれいにする仕事をしているのが歯科衛生士で、歯科医師の治療がスムーズに進むように補助の仕事をするのが歯科助手です。この二人の一番大きなちがいは、歯科衛生士は患者(かんじゃ)の口の中に関しての業務を行うことができますが、歯科助手は患者の口にふれたり、歯に関する予防や指導の業務は行うことができません。
 歯科衛生士は国家資格で、歯科診療所や病院、企業(きぎょう)、保健所、高齢者施設(こうれいしゃしせつ)などで働いています。歯科助手は資格にかかわらずやれる仕事ですが、日本歯科医師会の認定制度があり、持っているほうが就職はしやすいです。ほとんどが個人の歯科医院で働きます。

歯科衛生士・歯科助手にインタビュー

 歯はとっても大事です。歯が悪いとしっかりかめないし、かまないで食べると胃がつかれて体にもよくありません。わたしは小さい時から虫歯が多く、しょっちゅう歯科医師にかかっていました。歯みがきの仕方なども教えてもらったのですが、あまり歯みがきをしなかったのです。そんな経験から、歯の健康に役立つ仕事をと考え、歯科衛生士の養成学校に進みました。近年、口の中や歯の手入れが健康に大きな影響(えいきょう)をあたえることが注目され始め、歯科衛生士の仕事は大忙しです。歯科医院で働いていますが、定期的にお年寄りの施設に行き、口の衛生指導を行います。入れ歯のお年寄りは、外すのがめんどうだからと食べた後でも歯みがきをしない人が多いのです。入れ歯を外してきれいにし、口の中も洗った後はみなさんそろって、「さっぱりしていい気持ち」と言ってくれます。お年寄りの口のケアは大事ですから、毎日でもやってあげたいと思っています。