No.205

健康・医療

保健師・助産師・看護師

医療の第一線を支える頼れる存在

保健師・助産師・看護師の仕事

   
 保健師は、地域で暮らす人々がすこやかな生活をするための指導や健康管理にあたります。保健所などで赤ちゃん検診やさまざまな健康診断を行ったり、自宅を訪問して看護の仕方や健康上のアドバイスをしたりします。国家資格で、病院や保健所、高齢者施設(こうれいしゃしせつ)や自治体の役場などが主な仕事場です。 
 助産師は妊娠(にんしん)している人への保健指導や、産む時の手助け、産んだあとの育児相談・指導などが主な仕事です。産科のある病院や母親学級の指導・相談をする公務員として働く人が多くいます。また、自宅で赤ちゃんを産みたいという人の手助けをする自営の人もいます。助産師は国家資格です。 
 看護師は、医師の指示に従って診察(しんさつ)や治療(ちりょう)のアシスタントを行い、回復のための看護をします。また、最後まで自宅で暮らしたいというお年寄りが増えているため、訪問看護を行う看護師が増えています。医療機関や高齢者施設が看護師の主な仕事場です。看護師は国家資格です。

看護師にインタビュー

 介護保険制度という法律で決められた、訪問看護の仕事をしています。人生の最後は家で過ごしたいというお年寄りを訪ね、その人が少しでも快適に心安らかにすごせるように看護します。具体的には、ホームヘルパーがやらない医療的な処置で、のどにつまったたんを取ったり、傷の消毒やガーゼ交換(こうかん)を行います。 
 もう自分の力では食べられなくなり、胃にじかに栄養を送られているねたきりのお年寄りがいます。話す力もないのですが、おむつをかえたり体をきれいにふいてあげたりした時など、わたしを見てにっこりしてくれるのです。「気持ちいいですか」ときくと、またにっこりしてくれます。