No.197

健康・医療

ライフセーバー

あらゆる「水」の事故から人命を守る

ライフセーバーの仕事

   
 ライフセーバーの仕事は、水辺の事故を防ぎ、もし事故が起こった場合はただちに救助活動を行うことです。活動の場は主に夏場の海水浴場で、海岸のパトロール、見張り台からの監視(かんし)、迷子の保護、海水浴客への海の情報の伝達など、さまざまなことをします。 
 けがや病気への応急手当や救助法などの知識、海に関するくわしい知識やさまざまな情報、そして体力も必要な仕事です。シーズンオフの海辺でも、活動に備えてのハードなトレーニングが欠かせません。いざという時に人命救助に向かうための能力を高める目的で、砂の上に立てた旗を全速力で走って奪(うば)うというトレーニングは競技としても行われており、多くのライフセーバーが参加します。 
 ライフセーバーとして働くには、日本ライフセービング協会の資格認定(にんてい)講習会に参加してから、各地のライフセービングクラブに所属します。

ライフセーバーにインタビュー

 わたしは海のそばで育ったのですが、小さい時に、海水浴客がおぼれる事故を何回か見ました。そのころは、わたしの町にライフセーバーはいなかったのです。
 高校生の時にライフセーバーの存在を知り、大学生になってすぐにライフセービングクラブに入りました。 
 ライフセーバーの心得は、あらゆる点から海水浴客の安全を確保する、ということです。体力をつけるためのトレーニングは平気ですが、海に関する細かな知識を現場で活用するには、まだ経験が足りません。潮の流れの変化や干潮・満潮時の差による海面の高さの判断、水温の変化などを常にチェックして、海水浴客を危険から守ります。