No.196

スポーツ

フィッシングインストラクター

釣りのマナーやルールを指導する

フィッシングインストラクターの仕事

   
 フィッシングとは釣(つ)りのことで、フィッシングインストラクターの仕事とは、釣りを楽しむ人々が年々増えていく中、その人たちに、釣りについてのあらゆることを教えることです。海釣り・川釣り、棹(さお)やリールなどの道具類、特定の魚の釣り方、服装などの具体的な知識だけではなく、自然を大事にする、海をよごさないなどのマナーを教えたりもします。多くの釣りを楽しむ人の中には釣り糸を捨てて帰る人もおり、それを食べたり体に巻きつかせたりして被害(ひがい)を受ける生物が増えてきました。また、漁業を仕事とする人とのトラブルも増えています。そこで、釣り技術だけではなく、釣りを健康的に楽しんでもらうことを人々に教え、釣り人のお手本になる存在となっているのがフィッシングインストラクターです。地元の経験豊富な釣り人なども海を守ろうとがんばっており、ふだんからフィッシングインストラクターと同じような仕事をしているのです。全日本釣り団体協議会認定(にんてい)の釣りインストラクター資格があります。また釣り人の事故防止や海を守ることを仕事とする、フィッシング海上安全指導員という資格もあります。

フィッシングインストラクターにインタビュー

 千葉で釣り宿をしている家のニ代目です。父親が始めた釣り宿の仕事を引きついでもう20年になりますが、ここ数年、釣り客のマナーの悪さやルール違反(いはん)には、あきれるばかりです。タバコや弁当の入れ物、ひどいときはこわれたリールなんかも海に捨てて帰ってしまうのですから。だまっていられなくて、仲間といっしょに海を守るよう呼びかけることにしたのです。 
 たいていの人は注意するとすなおに改めてくれるんだけど、分かってもらえない時は、釣りインストラクターの資格を示して説明します。それで分かってくれますよ。 
 みんなの大事な海だから、よごさないようにこれからもがんばります。