No.173

福祉

福祉施設スタッフ

介護サービスを事務系の面からサポートする

福祉施設スタッフの仕事

   
 社会福祉関係の施設全体の呼び名である福祉施設の主なものに、高齢者(こうれいしゃ)施設、児童施設、身体障がい者施設、精神障がい害者施設などがあります。どの施設のスタッフも、施設を利用している人と接する仕事をしている現場スタッフと、その現場スタッフが仕事をしやすいようにいろいろな条件を整えるスタッフとに分けられます。 
 現場スタッフには、利用している人を直接世話する職員であるケアワーカー、送迎(そうげい)バスのドライバー、現場をまとめる指導員といった職種の人たちがいます。 
 現場スタッフ以外は、食事を作る調理スタッフ、洗濯(せんたく)やそうじなどをするスタッフ、そして事務を行うスタッフなどです。施設の設備の修理などを行うスタッフもこちらに入ります。また、施設の職員ではないのですが、福祉施設には、お金をもらわずに善意で施設の作業を行うボランティアスタッフがいることもあり、施設を利用する人たちの大きな支えになっています。

福祉施設スタッフにインタビュー

 事情があって、家庭で育つことができない子どもたちがいる施設で働いています。この施設の方針は、将来社会人として自立して生きていけるように、子どもたちに、温かいふつうの家庭生活を味わってもらう中で、体と心の安定した成長をしてもらうことです。少ない兄弟でもけんかをするのですから、3歳から18歳まで50人もの子どもたちがいっしょに生活する場所なので、毎日けんかがあるし、トラブルもしょっちゅうです。でも強がっていても、どの子どもも心はさびしさでいっぱいなのです。本当はみんな、仲よしなのですよ。 
 施設から家庭にもどる友達には、みんなが泣いて別れをおしみます。相手のことを思いやれるやさしさをどの子どもにも持ってもらえるように、わたしも子どもたちに、やさしさをたくさん伝えてあげたいのです。