No.164

ファッション・美容

スタイリスト

TVや広告を引き立たせる専門演出家

スタイリストの仕事

   
 雑誌や書籍(しょせき)などで、モデルを使って撮影(さつえい)する時、洋服、小物、アクセサリーなどのファッションをコーディネートする仕事です。また、撮影に必要な洋服、小物、アクセサリーなどをお店から借りてくる仕事もします。いい借り先を見つけ、返却(へんきゃく)では、お店とトラブルを起こさぬよう、次回もまた快く貸してもらえるように交渉(こうしょう)します。 
 カメラマンや編集者と協力して雑誌を作り上げていく楽しい仕事ですが、重い荷物を持ち歩かなければならないこともあります。その反面、撮影では、モデルの髪(かみ)の乱れから、洋服のしわまで神経をいきわたらせる細やかさが要求されます。特別な資格はいりませんが、専門学校などでファッションコーディネートの知識を身につけておくといいでしょう。 
 この仕事につくには、カメラマンやスタイリストの事務所などで働く方法があります。将来、独立したい人は、プロのスタイリストについてアシスタントとしてうでをみがく方法もあります。スタイリストの仕事のはばは、料理、インテリア方面などにも広がっています。それぞれに精通した専門知識が必要とされそうです。

スタイリストにインタビュー

 わたしは、フリーで雑誌のファッションページを受け持っています。現在のように、フリーで仕事が取れるようになるまでには、アシスタントを5年ほどしていました。同じ雑誌の仕事を長いことやっているので、編集のかたやカメラマンとは、もう顔なじみです。また、撮影の打ち合わせだけでなく、企画(きかく)のときから参加させてもらえるので、やりがいを感じます。 
 この仕事の欠点といえば、普通(ふつう)の人のように、決まった日に休みを取れないことでしょうか。そのうえ、撮影が手間取っているときには、夜中になってしまうこともあります。でも、本屋さんの店頭で、わたしの受け持ったページを見ると、苦労が報(むく)われた気がして、みんなにじまんしたくなります。だから、この仕事をやっていけるんですね。