No.160

自然

環境コンサルタント

環境保全活動に対する助言や指導を行う

環境コンサルタントの仕事

   
 水質・土壌(どじょう)・空気などに関し、わたしたちを取り巻く環境が汚染(おせん)されていないかをチェックし、化学的に分析(ぶんせき)し、安全な環境保持のために、指導・助言を行う仕事です。汚染物質などを生み出す可能性のある工場などには、汚染の度合いを化学的に分析(ぶんせき)して、工場の管理者に環境保全のための指導も行います。また、建物に関しては、人体に有害なアスベスト(石綿)がどのくらいふくまれているかを調査するアスベスト含有量調査(がんゆうりょうちょうさ)なども行います。環境保全が重要視される時代にあって、さまざまなリサイクル法なども施行(しこう)されました。今後は、理化学方面の知識のみならず、リサイクル関連の知識の習得も必要になりそうです。環境コンサルタントは、今後も仕事のはばの広がりが期待される職種のひとつです。 
 この仕事は、理化学分析が主となるので、学校で化学の基礎知識(きそちしき)を身につけておくとよいでしょう。また、専門学校の環境関連学科やバイオテクノロジー学科では、専門の技術や知識を学ぶことができます。就職先は、環境コンサルティングの会社や研究機関などです。環境計量士、公害防止管理者などの関連する国家資格を取得しておくと有利です。

環境コンサルタントにインタビュー

 わたしは環境水質分析などの仕事をしています。学生時代に理化学分析のアルバイトをしたことから、この仕事に興味を持ちました。もともと子どものころから、理科の実験が好きで、生物も得意でした。特に、トンボなどの昆虫(こんちゅう)の生息環境に興味をもっていました。昆虫にも汚染に強い種とそうでない種がいて、弱い種は水が汚染されると、どんどん減っていってしまうんですよね。こんなこともあって、現在やっている環境水質分析は、興味ある分野のひとつともいえます。
 最近は、コンサルタントと名のつくいろいろな仕事がありますね。かっこいいイメージがありますが、実際はひとつひとつの仕事の積み重ねで、根気も体力もいる仕事なんですよ。でも、わたしの仕事が少しでも環境のために役立っていると考えると、ほこらしい気持ちになります。