No.154

動物

酪農家

牛や豚、鳥などを飼育して、乳製品や食肉加工品を生産

酪農家の仕事

   
 酪農とは、牛や羊などを飼育して、乳をしぼったり、その乳から、チーズやバターなどの乳製品を作ったりする農業のことです。今は、分業が進んで、乳製品は専門の工場で作られていますから、酪農家の仕事は、乳牛を飼育して、その乳、つまり牛乳を生産することが主となります。乳牛は、牧場の牛舎で飼育されます。牛舎では、ふつう、1日に、朝と夕方の2回、えさをやってから乳をしぼります。乳をしぼるのは、昔は手作業でしたが、今は、ミルカーという機械を使ってしぼります。しぼった牛乳は、タンクローリーで、牛乳や乳製品を加工する工場に運ばれていきます。牛のふんや尿(にょう)などをそうじして、牛舎を清潔に保っておくことも、大事な仕事です。不潔にしていて、もしも、牛が病気になったり、牛乳にばい菌(きん)が混ざったりしたら、大変なことになるからです。また、牛の赤ちゃんが生まれそうになった時には、酪農家の人たちは、夜もねないで、ずっとつきっきりで見守らなければなりません。

酪農家にインタビュー

 おいしい牛乳を作ってくれるのは牛ですから、酪農の仕事は、牛たちの生活のリズムに合わせて行わなければなりません。ですから、毎日、朝早くから起きて仕事をします。昼間は、少しひまな時間もありますが、その間に、しておかなければならないこともあります。牛にあげるえさの準備をすることも、そのひとつです。牛のえさには、まだ青いなまの草や、干し草、干し草を発酵(はっこう)させたもの、穀物、配合飼料などがあります。わたしたちは、牛のようすを見ながら、えさをうまく組み合わせてあたえていきます。また、乳牛は、毎日乳をしぼらないと病気になってしまうので、牛舎の仕事には休みがありません。そのため、わたしたち酪農家が休暇をとる日には、酪農ヘルパーという人たちも来てくれています。