No.151

自然

気象予報士

データを解析して正確な予報を提供

気象予報士の仕事

   
 テレビやラジオ、新聞などで毎日伝えられる天気予報は、主に、気象庁という官庁が発表しています。気象庁は、気象や海の様子など、さまざまな自然現象を観測し、その結果を分析(ぶんせき)して、天気予報や、大雨・強風・暴風・雷(かみなり)・洪水(こうずい)などの注意報・警報を発表します。一方、1993年に法律が改正されたため、気象庁以外の民間の会社などが、気象庁が提供する気象情報などをもとに、独自の天気予報を行うことができるようになりました。しかし、でたらめな天気予報を発表したら、世の中に混乱をあたえることになりますから、だれでも天気予報ができるというわけにはいきません。そこで、気象予報士という新しい資格が設けられ、この資格を得た人だけが、天気予報を仕事として行うことができるようになりました。今は、民間の気象会社も増えて、気象予報士の活躍(かつやく)の場が広がっています。また、テレビの天気予報などでも、気象予報士の資格を持つ人がキャスターを務めることが多くなっています。

気象予報士にインタビュー

 わたしは、ある気象会社で気象予報士として働いています。わたしたちが行っているのは、テレビで放送されている天気予報よりも、もっと細かい情報をお客さんに伝えるサービスです。例えば、こんどの日曜日にドライブに行きたいところがあるとか、野外コンサートなどのイベントを行う予定があるというような理由で、ある限られた地域の、特定の日の天気が知りたいという場合がよくあります。農家の人にとっては、あと何日したら暖かくなったり、寒くなったりするか、という情報を知るのはすごく大事ですし、大きなスーパーマーケットなどは、天気によって、来るお客さんの数がかなり変わるので、仕入れの量も変えなければならないのです。そういう人たちのために役立てるように、できるだけ細かく、正確な気象情報を提供するのが、わたしたちの仕事です。