No.148

自然

環境調査・技術・保全スタッフ

環境を守り、人々の暮らしや社会に貢献する

環境調査・技術・保全スタッフの仕事

   
 環境を守るために、必要な調査を行ったり、方法を考える仕事です。例えば、ダムや高速道路を建設するときに、周囲の生態系にあたえる影響(えいきょう)を調べます。また、道路や工場の近くで、騒音(そうおん)や振動(しんどう)を調べ、それを防ぐ方法を考える仕事もあります。工場から有害な物質を出さないための、排気(はいき)・排水(はいすい)システムを開発する仕事もあります。一人ですべての仕事を行うのではなく、それぞれ自分の専門分野で環境のために働く人を、まとめて環境調査・技術・保全スタッフと呼んでいます。 
 これらの人たちは、環境アセスメント会社に勤め、開発会社にたのまれて調査をしたり、公務員として住民のために働いたり、機器メーカーの社員として、機器を開発するなど、立場もさまざまです。この仕事をするには、専門的な知識と技術が必要なため、大学や専門学校で、生物、化学、工学などの勉強をすると有利です。

環境調査・技術・保全スタッフにインタビュー

 わたしは、環境調査の仕事をしています。大学の理学部で生物の勉強をしたあと、環境アセスメント会社に入社しました。大きな工事が行われる前には、工事が、自然環境にあたえる影響を調べなくてはなりません。調査には、専門技術が必要なので、我が社のような専門の会社が、開発会社からたのまれて行います。
 山の中に入って生き物を観察したり、地形を調べたりして、結果をコンピュータで分析(ぶんせき)します。環境に悪い影響が出そうなときは、工事の縮小や中止をアドバイスします。開発会社はお客様ですから、開発会社に都合の悪いことは言いにくいのですが、調査結果をごまかすわけにはいきません。技術者としてのほこりを持って仕事をするようにしています。