No.146

植物

フラワーデザイナー

花が生み出す美しさを伝えるアーティスト

フラワーデザイナーの仕事

   
 花を美しくかざりつける仕事です。レストランやカフェのインテリア、パーティー会場のデコレーション、開店祝いの花輪、料理雑誌の写真撮影(さつえい)の小物など、あらゆる場面で花は活用されています。生け花だけではなく、はちを並べたり、花嫁(はなよめ)のブーケを作ったり、ドライフラワーでリースを作ったりなど、花を素材に使ったものなら、何でもフラワーデザイナーのうでをふるうことができます。 
 デザインは芸術作品とは異なり、ただ美しく見せればいいわけではありません。プロのデザイナーは、その場のふんい気にあわせて、ときにははなやかに、ときにはさわやかに見せるようにくふうをします。また、予算の範囲内(はんいない)で花材を調達することも重要です。 
 フラワーデザイナーとして働くためには、花の形や名前だけではなく、かおり、もちのよさ、価格、季節、花言葉など、花についての豊富な知識とセンス、それらを生かす技術が必要になってきます。

フラワーデザイナーにインタビュー

 わたしは短大を卒業後、事務職をしていましたが、花がとても好きなことと、もっとクリエイティブな仕事をしたいという思いから、フラワーデザイナーを目ざしました。 
 フラワーデザインの勉強をしたあと、大きな花屋さんのチェーン店でアルバイトをしながらがんばっていたところ、店長に認められ、正社員として採用されました。今は、開店祝いの花輪作りなどをまかせてもらっています。 
 仕事で一番気を配っているのは、目的に合わせてデザインをすることです。例えば、パーティー会場では、数時間美しさを保てればかまいませんが、レストランでは、1週間程度はかざり続けることになるので、もちがよいようにくふうします。食事をする場所にかざるときは、料理のおいしさを損(そこ)なうような強いかおりの花を使わないようにも気をつかっています。