No.134

福祉

福祉住環境コーディネーター

福祉の視点で住みよい環境を整備する

福祉住環境コーディネーターの仕事

   
 お年寄りや体が不自由な人が住む家を、暮らしやすく安全に変える専門家です。暮らす人の体や生活パターンに合った家具や道具を選んだり、リフォームの仕方をアドバイスするのが仕事です。また、介護(かいご)の必要な人も、できるだけ自分の力で生活できるように、そして、介護をする人が不必要な苦労をしないですむようにくふうをするのも、福祉住環境コーディネーターの仕事です。そのため、建築と福祉の両方についてくわしく知っていることが必要です。介護用品や福祉用品についてはもちろん、ゆかの段差をなくして歩きやすくしたり、車いすを使う人も自由に動き回れるようにしたりする、バリアフリー建築についての知識なども必要です。福祉住環境コーディネーターの資格試験も行われています。しかし、この資格を持っていなくても仕事をすることはできます。 
 仕事の場は、介護サービス会社、福祉施設、在宅介護支援(ざいたくかいごしえん)センターなどです。

福祉住環境コーディネーターにインタビュー

 介護サービスの事務所で働いています。訪問看護の経験を積むうち、介護に役立つ家具や、家の改造の仕方を、お客様によくきかれるようになりました。よいアドバイスができるようにいろいろと調べているうちに、この仕事のことを知ったんです。知識の整理と確認(かくにん)もかねて、福祉住環境コーディネーター検定試験も受けました。 
 家のつくりは、一軒(いっけん)一軒ちがいますし、そこに住んでいる人も、ひとりひとりちがうんです。例えば、ろうかに手すりをつけるにも、どんな形や大きさの手すりを選べばいいか、使いやすくするにはどんな高さにつければよいかといったことは、使う人の意見もよくきいてから決めなくてはいけません。これからは、建築のことについても勉強していきたいと思っています。