No.122

情報・通信

無線従事者

陸、海、空にわかれて無線通信を担う

無線従事者の仕事

   
 無線設備で情報通信をする仕事です。無線設備とは、電波を使って音声などをやりとりする仕事に使う機械です(携帯電話やPHSとは異なります)。無線設備を使えば、はなれた場所にいる人どうしでも会話したり、データをやりとりしたりできます。 
 無線設備は、飛行機と管制塔の連絡(れんらく)、船と港湾(こうわん)事務所の連絡、タクシーとタクシー会社の連絡、パトロールカーと警察署の連絡、消防車や救急車と消防署の連絡など、さまざまなところで利用されています。 
 無線設備を使うには国家試験を受けて資格を取る必要があります。例えば船の乗組員であれば海上無線通信士、航海士なら特殊(とくしゅ)無線技師、飛行機のパイロットや航空管制官は航空無線通信士、タクシードライバーや警察官なら陸上特殊無線技士などの資格が必要です。このように、無線従事者は、いろいろな職業に組み合わせることで仕事のはばを広げるのに役立つ資格といえます。

無線従事者にインタビュー

 タクシー会社で配車の仕事をしています。タクシーの一台一台には無線機が付いていて、会社の無線装置と通信できるんです。ちなみに、自動車に積まれている無線設備のことは陸上移動局、会社の無線設備は基地局といいます。 
 お客様からタクシーの呼び出し電話がかかってきたら、お客様のいらっしゃる場所を確認(かくにん)してから、町に出ているタクシーを無線で呼び出します。空車があったらお客様の居場所を伝えて、むかえに行ってもらいます。 
 わたしのような仕事をするには、第3級陸上特殊無線技士の資格が必要です。資格は、この会社に就職してから取りました。電気とかにくわしいわけではなかったので、受験勉強には少し苦労しましたけど、今はとっておいてよかったと思ってます。