No.117

電気・機械

メカトロニクスエンジニア

高度な機械・電子工学の知識で実務に磨きをかける

メカトロニクスエンジニアの仕事

   
 コンピュータによる電子制御(でんしせいぎょ)技術を使った機械の設計、開発をする技術者です。メカトロニクスとは、機械工学を表すメカニクスと電子工学を表すエレクトロニクスを組み合わせてつくられた言葉です。 
 メカトロニクス技術を支えているのは、マイクロコンピュータという小さな電子部品です。マイクロコンピュータには、使い道に合わせたさまざまなプログラムを記録することが可能で、そのプログラムで機械の動作などをコントロールできるのです。マイクロコンピュータを使った制御技術は、自動車などの乗り物、DVDレコーダー・炊飯器(すいはんき)・洗濯機(せんたくき)などの家電製品、工場で使われる産業用ロボットなどにも使われているので、メカトロニクスエンジニアが活躍(かつやく)する仕事場は広い範囲(はんい)におよびます。 
 メカトロニクスエンジニアを目ざすには、専門学校や大学で機械、電子工学、コンピュータなどについて学んでおくことが必要です。

メカトロニクスエンジニアにインタビュー

 カメラメーカーでデジタルカメラの開発をしています。わたしが受け持っているのは、気軽に持ち歩ける小型のカメラです。簡単な操作でだれにでもきれいな写真がとれるような、かしこいカメラにするのが目標です。試作品のテストでは、次々にトラブルが出ますけど、その原因を探りあてて、うまく修正していくことにやりがいを感じます。技術の進歩が速いので、同僚(どうりょう)のエンジニアとはひんぱんに会議をして、技術情報を教え合っています。 
 製品開発にはいろいろな人がかかわるので、技術者としてのわたしの意見が必ず通るとはかぎらないんです。そういうときは、開発会議にわたしなりの考えをまとめた資料を持っていって説明するんです。わたしの考えが、みんなに認めてもらえるとやる気が出ますね。