No.114

電気・機械

カーメカニック

レースマシンのパワーを最大限に引出す

カーメカニックの仕事

   
 レーシングカーの点検整備や修理をする技術者です。自動車レースには、F1などのフォーミュラレース、あれ地などを走るラリーレイド、市販(しはん)車に近い車をサーキットで走らせるプロダクションカーレースなど、さまざまな種類があり、使われるレースカーにもそれぞれ特徴(とくちょう)があります。したがってカーメカニックには、レースに参加するための規定をはずれないように車体を管理する仕事、レースカーが最高の性能を発揮(はっき)できるように調整するチューニングの技術、ドライバーの安全を守るためにタイヤ、ブレーキ、運転席などを整備する技術などが求められます。 
 カーメカニックになるには、レース活動をしている自動車メーカーなどに就職して自動車整備士としてうでをみがき、レース部門への配属を目ざすのが一般的(いっぱんてき)です。個人チームのカーメカニックを務めながら、プロのレーシングチームへ参加できるように経験を積む方法もあります。

カーメカニックにインタビュー

 わたしは、学校の自動車部にいて、市販の車をサーキットで走らせるレースにドライバーとして参加していたんです。実は、プロレーサーの第一歩ともいえる国内A級ライセンスも持ってるんですよ。卒業後は、自動車用品販売店に就職して自動車整備士の仕事をしています。 
 週末ごとに開かれる初心者向けレースに知り合いが出る時、臨時のカーメカニックをたのまれたことがきっかけで、またレースの世界に足をふみ入れました。これがおもしろくてね。ドライバーの意見やレース当日の気象条件に合わせて自動車を最高の状態に仕上げるのは、カーメカニックのうでの見せどころですよ。実は、わたしの勤めている会社が、来年から海外のラリーにチームを派遣(はけん)する計画を立てているんです。今の目標はそのレースにカーメカニックとして参加することです。