No.066

広告・宣伝

カメラマン

さまざまなメディアを彩る写真を撮る

カメラマンの仕事

   
 写真は、使われ方によって、ニュースなどの報道写真、雑誌のグラビアや表紙に使われる娯楽(ごらく)写真、心に感じたことを写真をとおしてうったえる芸術性の高い芸術写真、ポスターやカタログなどに使われる商業写真……と、いろいろ分けられます。カメラマンは、使われ方にあわせて、写真をとることをたのまれます。 
 また、写真にとるものも、さまざまです。事件、事故、人物、自然、美術品、工業製品、料理、スポーツ、科学現象……。ありとあらゆるものが写される対象になります。そして、決定的な瞬間(しゅんかん)をとる、人物を美しくとる、商品の高級感を出す、料理をおいしそうにとるなど、それぞれ目的に合った写し方があります。カメラマンとして得意な分野をもっていることは、有利な条件になります。 
 カメラマンになるには、写真についての専門知識と技術が必要です。大学の写真学科や写真の専門学校でカメラマンになる基礎を学び、それから、広告代理店や撮影(さつえい)スタジオに勤めたり、プロのカメラマンのアシスタントなどを経たりして独立するのが一般的(いっぱんてき)です。

カメラマンにインタビュー

 動物写真家です。今は、故郷に帰って里山のムササビをとっています。大学では野生動物、特にムササビの生態を研究していました。研究で写真をとっていたのですが、だんだん写真のほうがおもしろくなって、写真の専門学校に行きました。学校を出てすぐ、動物写真家のアシスタントになれました。大学で動物学をやっていたおかげかもしれません。 
 アシスタント時代は、先生のあとについて日本だけでなく、世界中を回ることができました。また、動物をとるための大切なポイントを、直接いくつも教わり、とてもよい経験をしました。今は独立して、とりためたムササビの写真集を出すためにがんばっています。 
 現代は、野生動物が生きていくのには、大変な時代です。これは先生もおっしゃっていることなのですが、わたしのとった写真で、世の中の人が少しでも野生動物に目を向けてくれるなら、とてもうれしいことです。