No.064

広告・宣伝

イラストレーター

個性あふれる「絵」でひきつける

イラストレーターの仕事

   
 新聞や雑誌、出版物、ポスター、カタログといった印刷物に、テーマにそった内容を絵で入れるのが、イラストレーターの仕事です。注文する人の要望に応じてかくことが基本なので、ベースとなる描写(びょうしゃ)力と時代にあった表現力が求められます。さらに、デジタル化された印刷やホームページに対応するため、パソコンを使ってイラストをかくことも増えているので、その能力を身につけておくと有利です。
 イラストレーターは注文主の要求を的確に受け止め、目的に合ったものを期日内に完成し、納入しなければなりません。自分独自のタッチや得意分野をもつことは大切ですが、自分の作風をおし通すわけにもいかない仕事です。
 イラストレーターを目指すには、芸術系大学の美術学科やデザイン学科、美術専門学校などでデッサンや色彩構成、絵画などの基礎技術を学び、それからデザイン事務所やイラスト制作会社などで働くことが多いようです。経験を積み、技術と感性をみがいてからフリーのイラストレーターになる人もいます。

イラストレーターにインタビュー

 高校を出て、ふつうの会社の事務をしていたのですが、自分の好きなことを仕事にしたいと思い立ち、イラストの専門学校に行き直しました。卒業してから、会社勤めのかたわらイラストをかき、とびこみで出版社に絵を見てもらいに行きました。幸い、いくつかの出版社で気に入ってもらい、仕事をいただくことになりました。といっても、最初は小さなカットひとつです。それでも、相手の要望にこたえ、何回もかき直しました。きれいにもようをかきこんでいっても、「ここは白にしたいから」とホワイトで塗(ぬ)りつぶされたこともあります。そのうち、何ページかまかせてもらえるようになり、つてをたよって仕事が広がっていきました。人とコミュニケーションをとることも、この仕事の重要なポイントなのです。書店の店先で自分がかいたイラストを見ると、「よし、次もがんばろう」と思います。